童話から考える
2025/03/04
スタッフコラム
さがみハート展を覗いてきました。
様々な詩がある中で
「ウサギとカメ」がモチーフの作品がありました。
作者はなぜウサギはカメに対決を言い出したのか?
なぜカメは途中で寝ていたウサギを起こさなかったのか?
を題材にしていました。
「ウサギとカメ」は努力をすれば、
その結果は報われる。
ということを言いたい童話で、
童謡にもなった名作です。
大人になってからは読み返すこともなく
自分の中では風化しつつも、
記憶には鮮明に残っている童話だったからこそ、
この視点をいざ突き付けられて
「そうだよなぁ」と
作者の視点がすぅーっと馴染んだ瞬間でした。
私は「努力が報われる」ということを
幼心に訴えかけるのはすごくいいと思います。
童話にはいろいろな教訓が交じっていて
『桃太郎(協力と友情』
『一寸法師(勇気・工夫)』
『鶴の恩返し(約束)』
などが有名です。
幼児、小学生はこういう童話を見て
人間が生きるための大事なことを
ぼんやりと形成されるのではないでしょうか。
ふっと『大人の童話』って言葉が浮かんだところから
展開してみました。
グリム童話とも日本昔話とも違う大人の童話。
社会人になってからの教訓をちりばめたような
大人の童話を作ってみたいな。
それが就労プログラムで補えない部分が網羅出来たら…
そんな思いをもって
さがみハート展を後にしてきました。
スタッフK